室蘭市市民活動センターで開催し、ご好評を頂きました「古絵葉書で辿る百年前の室蘭展」ですが、明日4月4日(月)より、場所を変えまして旧室蘭駅舎で開催いたします。
室蘭市の100年は、日本遺産に登録された「炭鉄港」のストーリーなくして語れません。
そんな「炭鉄港」の構成文化財の一つである、旧室蘭駅舎でこの展示を行えるのは、大変光栄に思っております。
快く会場を提供して下さった施設管理者の(一社)室蘭観光協会さま、本当にありがとうございます!
展示内容は、基本的に活センでやった時と同じですが、それだけでは芸がないので、展示物を2枚追加しました。
それがこれ。明治42年発行の室蘭港明細図と、その裏面です。
この地図は、主催者がまだ東京で働いていた頃、東京の国立国会図書館で見つけてコピーを取らせて頂いたものです。
発行元は室蘭タイムス出版部。この会社は戦時統合で「室蘭日報」に統合され、その後に道内の他の10紙とともに統合されて「北海道新聞」になり、現在に至ります。
裏面には、当時の市内企業の広告がズラリと並び、中には丸井今井や栗林合名会社(現在の栗林商会)、楢崎平太郎氏(ナラサキグループ創業者)の広告など、現在の僕たちにも馴染みのある名前が見られます。
おそらく、歴史に興味がある方なら、これだけで小一時間は楽しめるはず。(笑)
旧室蘭駅舎での開催は4月17日(日)までとなります。お時間とご興味があれば、是非お誘い合わせの上、ご来場ください。
<開催概要>
日 時:2022年4月4日(月)~17日(日)
(旧室蘭駅舎開館時間:8:30~19:00・期間中無休)
場 所:室蘭市旧室蘭駅舎(室蘭市海岸町1-5-1)