あんぽんたんの木

[`evernote` not found]
LINEで送る

「あんぽんたんの木」ってご存知ですか?

室蘭市知利別町の一角にある、一本の黒松の木です。
「あんぽんたん」とは酷い言われようですが、なんでそんな風に呼ばれるかと言えば・・・・。

こんな風に、道路のど真ん中に生えているからなんですね。
場所はここにあります。


一見、通行の邪魔になりそうですが、木の両サイドには十分な道幅があり、これまで事故が起きたことも無いそうです。

2017年8月24日、地元の室蘭民報に、この木が伐採されるという記事が掲載されました。

室蘭・知利別町の道路の真ん中に立つクロマツ伐採へ
http://www.muromin.co.jp/murominn-web/back/2017/08/24/20170824m_01.html

 

昔から親しまれてきた木

この木は、隣接地に建つ新日鐵知利別迎賓館(昭和15年築)の建築当時からあったと言われてます。戦前からずっと地域で親しまれてきた木と言えますね。
樹齢は80年近いのではないかと思います。

この周囲は、昭和50年代後半まで新日鐵の木造社宅が立ち並ぶ社宅街で、今よりもずっとずっと多くの人が住んでいた時代から、事故一つ起きたことがないと聞いています。

また、この立地から過去に何度も伐採の話が出たものの、その度に良くないことが起きて、伐採が中止されてきた・・・などという噂も聞こえてきます。

その頃の写真が、「室蘭近郊の情報Blog」さんにありましたので、そちらも是非御覧下さい。

 

市民からは惜しむ声も

特徴的な風景から、この木を記憶を留める市民・元市民も多く、伐採の情報が伝わるとFacebook上では沢山の思い出と、落胆の声が広がっていました。

曰く、旧蘭東中学校(現桜蘭中学校)ではマラソン大会の折り返し地点だったとか、運動部で走る時に、ここまで一往復するのを一本松、二往復するのを二本松と呼んでいたとか。

こうした思い出は、街を形作る大切な記憶。「まちの記憶」です。
市史に載るような大げさなものではないけど、だからこそ地域で語り継いで行かなければ消えてしまうかけがえの無いものです。

なんとかこの木を切らずにいて欲しいという意見も多く出ています。
もしもこの木が切られてしまっても、大切なこの地域の「記憶」として、次代に伝えて行きたいですね。

 

 

てつのまち写真館アーカイブ「No.576 あんぽんたんの木」
http://www.tetsumachi.link/icpm/result.asp?picid=576

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください